「モノ作り・機能・デザイン」で自動車内装のトータル提案をしているサプライヤー企業
寿屋フロンテは地球との共存を重視し、1996年にリサイクルに特化した環境グループを発足いたしました。環境グループは、おもにワンマテリアルの材料の開発、またその製品の廃材から新商品の開発等などを行っています。
BRシート、BRパレット、KRシート、オールペットカーペットと新しい製品が次々と誕生し、廃棄物の削減を成功させてきました。また廃材を熱エネルギーとして利用する、サーマルリサイクル活動も行っており、1999年にISO9001、2002年にISO14001を取得しています。
そしてSOV、VOCなど特定化学物質を使用せず、安全な物づくりにも取り組んでいます。人にも地球にも優しい環境を作ること。それが地球に住むものの責務だと、寿屋フロンテは考えているのです。
限りある資源を出来るだけ長期に、かつ繰り返し使用でき、また廃棄物の量を減らす事がクルマづくりに従事する企業の責務です。寿屋フロンテは、設計・開発段階からリサイクル性に配慮したモノづくりを企画し、技術の確立を進め、製品化を実現してきました。
1.リサイクルを受け入れる
昨今、さまざまな企業が環境に配慮した再生材料を開発していますが、需要が無ければ循環が出来ません。寿屋フロンテは再生材料を受け入れ、自社の製品として生れ変わらせることで、リサイクルの循環に積極的に参画していきます。廃衣服から作った「反毛フェルト」、寝具生産時の端材である「ウレタン スラブ」等は、当社の自動車用内装部品の構成材料として利用されています。
2.リサイクルを“生み出す
寿屋フロンテは、自社製品の生産で生じる廃棄物を自動車部品の材料として再生・利用するため、自らもリサイクルシステムを構築し、運用しています。
具体的には、カーペット端材を粉砕・配合した樹脂シート【BRシート】【KRシート】、カーペット端材とウレタン廃材を粉砕・成形した【リサイクルモールドチップウレタンスペーサー】、PETフェルト端材を粉砕・成形した【リサイクルPETインシュレーター】を開発し、製品化しています。